【最新版】自己紹介2020春

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まえがき

「自己紹介」とは、人が自分とは何者であるかを他者に説明する行為です。それをするためには、自身の意識の中を探り、自分の意識にとって不可分に思われる要素を発見する必要があります。

「意識」は流動的です。境遇に応じて、何を思うかは絶えず変化します。

自己紹介は、流動的である意識を参照して語られる訳ですから、自己紹介の内容が変化することも不思議ではありません。

前回私が書いた自己紹介は、2019年12月のものです。↓【旧記事】自己紹介 - #シュルーリレックの衒学徒

さほど過去でもないように思われるかもしれませんが、当時と今では既に決定的な違いがあります。

それは、大学受験の「惨敗」、そしてその後襲いかかる、無能感と自己肯定の葛藤、そして絶望を乗り越えていこうとする健気な努力を経験しているか否か…。3月は煩悶するのに忙しかったです。(それの経過も今度まとめます。)

そして4月になりました。

ある程度気持ちの整理もつき、自分の意識を探る気になれたので、そろそろ新しい「自己紹介」を書き直してみても良いと思いました。

また、自己紹介にあたって必要な、「自分の意識にとって不可分に思われる要素」は、自分はこれはその人の境遇だと考えています。ですので、これに焦点を当てた説明となります。

境遇

高2春から早稲田大学を目指して本気で受験勉強を始めたのに、高3になったら慶應SFCの自由な雰囲気に魅せられ、友達と議論するのに夢中になり、万能感に駆られ論文執筆などをしていたら「勉強」することを忘れ、大学受験大失敗しました。

惨めな私に唯一合格を出してくれた入試が、國學院AO入試です。(文学部哲学科)

浪人とか仮面は、今後この大学に深く絶望させられるとかいうことでも無ければしません。(ないと思います)

関心

怒涛の「不合格」を突きつけられる前、万能感に駆られていた時には、ベンヤミン複製技術論の「アウラ」や、いわゆるエコーチェンバー現象を手掛かりに現代のを「陶酔」を研究しようと意気込んでいました。

しかし、無知な高校生の研究構想など持続するはずがありません。 今は、まずは大学でしっかり学び、必要な教養を身につけた上でまた色々と考えてみよう、と思っています。

具体的には、語学(英語・仏語)、と包括的な哲学への素養、また、文系が苦手とする数学的思考、情報系の技術などです。

自論ですが、人文学を趣味ではなく、研究としてやるためには語学力が不可欠だと考えます。そのため、これを一番重視しています。

 

(とか言って、君センター英語何点だったの?)(うわああやめてくれ 理想を語るわりに実力が乏しい私は、この手の批判を前にしては「恥を晒してごめんなさい」「恥ずかしいので私の自我を抜いてください」しか言えなくなります)

 

2020春の自己紹介は以上です。